ギンリョウソウその後

未分類
06 /29 2017

ギンリョウソウ

6月3日に見たのでその後どうなったかまた見に行ってきました。

その後、雨も降らずからからだったので大きくはならず
そのまま枯れてきてしまったようでした。
果実はまだできてはいないようです。

6月3日に見たギンリョウソウ

ツツジ科ギンリョウソウ属
ギンリョウソウは葉緑素を持たない菌従属栄養植物。
ベニタケ科の菌類と菌根を作り栄養をもらっているそうです。


近くにはイチヤクソウが咲いてました。
6月3日には蕾でしたが、ちょうど今が見頃でした。
ほかの場所のはもう終わりですからここのは少し遅めの開花です。
ちょうど綺麗なイチヤクソウが見られてよかったです。

イチヤクソウ

イチヤクソウは常緑の葉を持っているので光合成していますが
生育環境に応じて周囲の菌と菌根を形成しているそうです。

ツツジ科イチヤクソウ属


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未分類
06 /28 2017

シャクジョウソウ



ツツジ科シャクジョウソウ属

山伏の持つ錫杖に似ていることから錫杖草。
葉緑素を持たない菌従属栄養植物で
キシメジ属と菌根を作り栄養をもらっています。
ギンリョウソウにも似ていますが全体に淡黄褐色で
茎頂に花が総状に3~10個つきます。



総数60本以上の見事な群れです。



しかも咲き始めたばかりの綺麗な姿




これから咲き出す株もありました。


Kさんに情報を頂き、見に行ってきましたが
これほどのシャクジョウソウをまとまって見たのは初めてです。
その数と美しさに驚き、感動しました。


ナガバハエドクソウ

未分類
06 /27 2017

ナガバハエドクソウ


ハエドクソウ科ハエドクソウ属

ハエドクソウは温帯性、ナガバハエドクソウは暖帯性だそうですが
狭山丘陵には両方自生しています。
 葉は対生し、名前のようにハエドクソウより長く長卵形、
基部は楔形、縁に粗い鋸歯があります。
小さな花をまばらにつけた穂状花序をすっと出しています。


花は下から咲き上がり、横向きに咲いています。
可愛い花ですが、全草有毒でハエ取り紙などに使われたので蠅毒草。

花は6mmほどの唇形で、上唇は小さく、下唇は長くて3裂しています。
(ハエドクソウは上唇の両側が広く肩状になる)

赤く見えるのは萼の一部で刺になります。

花が終わると下向きになり萼の先の刺が硬く残って
イノコズチに似た引っ付き虫になります。

ヒメコウゾ

未分類
06 /26 2017

ヒメコウゾ

今年のヒメコウゾは今までで最高の実付きです。


1cmほどの集合果で花柱が残ります。
甘くて美味しいのですが、この花柱がいがいがするのです。



ニガイチゴも美味しそう



ネズミモチ


緑の葉に白い花が静かに咲いてます。
筒状花は先が4裂し、くるっと反り返ります。
雄しべ2個

ミクリ

未分類
06 /26 2017
6月18日(日)天気曇り

湿地もからからですが、田植えの済んだ岸田んぼもひび割れてます。


からからに干上がった湿地に
ハラビロトンボのオスが1頭、シオカラトンボも1頭飛んでました。
ハラビロトンボ


カエルや水生昆虫は姿もなく厳しい状態です。
今は梅雨なのですから雨が降って潤してほしいものです。

そんな湿地でもミクリは元気です。
ミクリ池の半分ほど覆う勢力です。

大方の実は取りましたが花は残しました。









オオカモメヅル

未分類
06 /25 2017

オオカモメヅル
先月の湿地整備で支柱を補強したオオカモメヅル。
目に見える成果がありました。
(写真撮影には邪魔な支柱や縄ですけどね。)

支柱に絡んで伸びてます。




ツルが元気よく伸びると花付きも良いようです。



蕾がたくさん


あちこちで花を咲かせてます。


花色もいろいろです。

花は5mmないくらい、花冠は5深裂して白い毛が生えています。
真ん中の黄色が柱頭で雄しべは見えませんが合着しています。
暗紫褐色で光沢があるのが副花冠、これが可愛いですね。


濃い赤紫色の花





緑色の花



薄茶色の花


蕾がたくさんついているのでこれからずっと花が楽しめます。
今年は実もたくさんなりそうです。

6月の湿地整備

未分類
06 /25 2017
6月18日(日)天気曇り

6月の湿地整備
毎月第3日曜日に湿地整備を行ってます。
この日10時に里山民家に集合したのは、
OK氏、M氏、Y氏、Yさん、散歩道の5名でした。
私は病み上がりなので写真撮影のみ作業はしないつもりで参加。

道具をリヤカーに積んで湿地へ向かいます。



到着した湿地は水がなく、ひび割れていました。


梅雨だというのにどうしたことでしょう。

こんなにひどい渇水はかつて経験がありません。
生き物たちはどこに行ってしまったのでしょう。

観察路の草は十分伸びてます。

今月の作業は観察路の草刈りです。
みなさん、せっせと草刈りに励みます。

        西側観察路の草を刈るM氏   階段整備をするO氏


中央観察路の草を刈るY氏


南北観察路の草を刈るYさん


私はふえ過ぎたミクリの果実取りをしました。

この膨大な種子がこぼれるとさらにふえてしまうので
大方の果実を除去しました。

午前の作業後の様子です。

綺麗に草刈りされ歩きやすくなった観察路





整備された階段


私は午前中で終わりにし、お弁当を食べて帰りました。
4人の皆さんは、この後も作業に励まれたことと思います。
大変お疲れ様でした。


クリの花で吸蜜

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06 /23 2017
6月17日(土)天気晴

クリの花はまだまだ花盛り。
この日もたくさんチョウが来て吸蜜してました。


メスグロヒョウモン♀






メスグロヒョウモン♂


















いろいろ来てたのかと思って撮りましたが
みんなメスグロヒョウモンだったようです。


クララと咲き始めたオカトラノオ、ノカンゾウ

未分類
06 /22 2017
6月18日(日)天気曇り

クララ

根を齧るとくらくらするほど苦いことからクララだそうです。
小径のクララは花茎が折れてしまったのか今年は花がついてません。
別の場所にある株には花がついてました。

マメ科クララ属


白い長靴がぎっしり並んだような花が可愛いですね。

日本各地で草原が衰退しているため、自生地がかなり減少しているそうです。
狭山丘陵でもほかでは見たことがなく、この2株が大事な株です。


今年はオカトラノオの開花が遅めです。
去年は6月10日には花穂の半分くらいまで咲いている花がありましたが
今年は1週間遅れてます。

オカトラノオ

サクラソウ科オカトラノオ属



初開花と言えばノカンゾウもこの日が初でした。
ノカンゾウ

ワスレグサ科ワスレグサ属

もう既にゴンズイから住まいをかえた
キスゲフクレアブラムシがいっぱいついてます。


ヒメコウゾ

未分類
06 /22 2017

ヒメコウゾ

今年のヒメコウゾは今までで最高の実付きです。


1cmほどの集合果で花柱が残ります。
甘くて美味しいのですが、この花柱がいがいがするのです。



ニガイチゴも美味しそう



ネズミモチ


緑の葉に白い花が静かに咲いてます。
筒状花は先が4裂し、くるっと反り返ります。
雄しべ2個

緑の散歩道

野山北六道山公園のボランティアをしながら狭山丘陵の自然を楽しんでいます。