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9月の野草調査・畦道ルート

野草調査
09 /16 2019

9月14日(土)天気曇


急に涼しくなり秋風が気持ち良い土曜日は9月の野草調査でした

うっかり家でのんびりしてしまい里山民家に着いたのは9時半を大幅に過ぎ

皆さんをお待たせしてしまいました

OM氏、M氏、ODさん、Sさん、SIさん、Yさん、ごめんなさい

なんやかやで10時スタートになってしまいました


畦道ルート調査中のメンバー



ケツユクサ

ツユクサ科ツユクサ属


テンツキ

カヤツリグサ科テンツキ属


カワラスガナ

カヤツリグサ科カヤツリグサ属


ハイヌメリグサ

イネ科ヌメリグサ属


タカアザミ

キク科アザミ属


カラスノゴマ

アオイ科カラスノゴマ属


アオミズ

イラクサ科ミズ属


オオイヌタデ

タデ科イヌタデ属


スズメウリ


ウリ科スズメウリ属


シソクサ

オオバコ科シソクサ属

北多摩CR(絶滅危惧ⅠA類)、西多摩VU(絶滅危惧Ⅱ類)

今年は今までになく大発生、これは嬉しいです


ヒロハイヌノヒゲ

ホシクサ科ホシクサ属

北多摩CR、西多摩VU


カントウヨメナ

キク科ヨメナ属


ハシカグサ

アカネ科フタバムグラ属


ミョウガ

ショウガ科ショウガ属


マメアサガオ


ヒルガオ科サツマイモ属

北アメリカ原産の1年草

1,5cmほどの可愛いアサガオですが、初確認の帰化種

これは早めに抜き取ります


ソクズ

レンプクソウ科ニワトコ属


ネコハギ

マメ科ハギ属


などなど畦道ルートで蕾、花、果実、ソーラスをつけていた野草は

189種でした


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スミナガシの幼虫

狭山丘陵の動物
09 /15 2019

9月14日(土)天気曇


アワブキを食べるスミナガシの幼虫

今までに1度しか見たことがなく、見たいと常に思っていたスミナガシ

やっと念願かなって見ることができました

しかも一挙に3頭も見られたんです

見つけたのはOMさんとSさんの二人



「ここに小さいのがいるよ」と指差されましたが、「え~、どこ?」目



「ほら、いるでしょ」  やっと分かりましたびっくり

若令~中令のうちは、枯れた葉の色をしていて

主脈に小さな葉片をぶらさげてカーテンのようにした所に

自分もぶら下がってカーテンになり切って身を隠してます

上手く隠れるものですね



頭に角の生えた幼虫は主脈の上に出て休んでました

枯れた葉の色に葉脈のような筋も見え、枯れた葉っぱになり切ってます




そしてこれはもう終齢幼虫


終齢になると葉の表側にいます

濃い緑と薄い緑と影色の3色に色変わり

巻いた葉のように立体的に見せて天敵の目を逃れているのでしょう


素晴らしい擬態ですね


終齢幼虫はいつ頃サナギになるのでしょう

枯れ葉に変身のサナギもぜひとも見てみたいので通ってみます


水草水槽

里山
09 /14 2019

9月12日(木)天気晴


午後から暇だったので里山民家の水草水槽の手入れをしてきました

8月は水槽に植えても長持ちしないのでずっとそのままになってました

やっと少し涼しくなったので植えてみようという気になりました




奥から


チョウジタデ    アメリカタカサブロウ    ホソバヒメミソハギ


タマガヤツリ       ヒメクグ         ヒデリコ



ヤナギタデ         アゼナ         ウリクサ


手前がキクモ


里山民家に訪れた方が見て田んぼの野草に興味をもってくれると良いのですが



田んぼの野草とカセンソウ、ナンバンギセル

狭山丘陵の植物
09 /13 2019

9月6日(金)天気晴


毎年楽しみにしている田んぼの野草

今年はやや開花が遅れているような

9月に入って1週間が経ち、やっとちらほらと数種が咲き始めました


下田んぼ


ユニークな案山子たちが田んぼを守ってます

今年のテーマは〝スポーツ”

9月1日の案山子作りイベントで作られたものです


田んぼを覗くと~~可愛い花が咲いてました!キクモです


ほかにも咲いていたのは

アメリカタカサブロウ


ホソバヒメミソハギ


ホシクサ


タマガヤツリ


イボクサ


コナギはどっと咲き出しました


アブノメはまだ閉鎖花ばかり

可愛い花が見られません

ミズマツバやキカシグサも花が見られず

いつになったら咲くのでしょうね



田んぼを見てからカセンソウ自生地とナンバンギセルを見に行ってみました


7月には5株ほど咲いてましたが

この日は2株だけ、しかも10cmほどの小さな株です

カセンソウ

ヤハズソウに隠れるほどです

右の葉はヤハズソウですが、

左の葉は消えてしまったと思っていたマルバヤハズソウ

よかった~マルバヤハズソウがあると分かりました


毎年9月には大きくなってたくさんの花をつけた株が見られたのに

今年は貧弱な株ばかり、心配なカセンソウです


ナンバンギセル

先日載せたのはここの種子を採取し蒔いてふえたナンバンギセルでした

本家はこんな状態

宿主のススキもなくなってしまいました

それでもここで咲いているナンバンギセルが見られたので良かったです

いつまでここで咲いてくれるでしょうか


9月の湿地整備

湿地整備
09 /12 2019

9月8日(日)天気曇のち雨


夏の間は月2回の湿地整備

9月8日(日)に行いました

参加者はM氏、Y氏、Yさん、散歩道の4名

O氏はボランティアミーティングに参加でした


もうそろそろ草の伸びも止まるだろうと高をくくっていました

湿地へ行ってみるととんでもありません

草は伸び放題、園路を覆っていました


カナムグラとチカラシバに覆われた園路


どこが園路でしょう?



どこもこんな状態でしたからせっせと園路の草刈りに精を出しました

2時間の作業で園路が見えてきました


やっと開通です


午前中の仕事を終えほっと一息

この日は台風15号が関東を直撃、とのこと

午前中の作業だけで早めに終了しました


オオニガナは花芽を伸ばし始めてました


ウスイロツユクサはトンボ池の周りにふえてます


アカバナが今年は綺麗

よく咲いてます


ミズガヤツリがひょうたん池にもふえました


12時半まで草刈りをして終了し里山民家に戻りました

反省会をしている間にぽつぽつ降り出してしまい

慌てて帰途につきました



生き物倶楽部9月定例自然観察会・2

生き物倶楽部
09 /11 2019

9月7日(土)天気晴


生き物倶楽部自然観察会の続きです



シラヤマギクの花の上にいたのはアシグロツユムシ


ヤブレベニタケ


またまたロウタケ


石垣に付いていたロウタケから伸びる菌糸


ヒメチドメ

葉は直径1cmないくらいで、掌状に5~7深裂し、基部は深く広く切れ込みます

石畳の間に群れ広がってました

花柄は葉より低い



フクロツルタケ



イヌコウジュ


ハグロケバエの幼虫

園路に幼虫がうにうにと集まって塊を作ってます

そんな塊がふたつありました

秋になるとあちこちで見かけます



ウスキモリノカサ


シマイヌノエフデ

頭部と柄部の境がキツネノエフデは不明瞭ですが

このきのこははっきりしており頭部に環紋状のしわがあるのでシマイヌノエフデ


ノハラアザミ


総苞片が車状に伸びているのでクルマアザミの蕾

ノハラアザミの変種です


猛毒菌のドクツルタケ

などを見て4時過ぎにログハウスまで戻って来ました


8月の自然観察会は中止だったので久しぶりの生き物倶楽部でした

午前、午後と1日中長靴で歩いていたので疲れ果てました



生き物倶楽部9月定例自然観察会

生き物倶楽部
09 /10 2019

9月7日(土)天気晴


毎月第1土曜日は生き物倶楽部定例自然観察会

ログハウスに集合したのは10名でした

いつものように近況報告をしてフィールドに出ました

観察したものを順に載せていきます


ニホンアカガエル

ログハウスに飛び込んできたのをM氏が助け出しました

背側線はまっすぐで喉に斑点がないのでニホンアカガエル


ススキに寄生するナンバンギセル


花粉症の元凶オオブタクサ

北アメリカ原産の1年草が花期を迎えてます

雄花から大量の花粉を飛散します


カナムグラの綺麗な葉

つる性の1年草ですが、茎の下向きの刺で絡みつき蔓延ります

カナムグラとも思えない色素の薄い綺麗な葉


種子に翼がないアメリカタカサブロウ


エノキグサ

トウダイグサ科エノキグサ属の1年草

上部に穂状についているのが雄花序で下部の苞についているのが雌花


吐瀉物に見えるきのこ、ロウタケ


マルバマンネングサ


ススキが葯を出してます


アケビコノハ幼虫

久しぶりに見たアケビコノハ幼虫

まだ2cmくらいですがちゃんと眼状紋があり、独特の静止ポーズ



アオツヅラフジの色づき始めた果実


今年は消えたと思われていたコイケマが復活してました


ビークマークのついたサトキマダラヒカゲ

ビークマークとは鳥に啄まれた痕、という意味



アズチグモに食べられているマドガ


頭花の大きなコヤブタバコ


観察の様子

続きます




自然会で丘陵歩き

自然会
09 /09 2019

9月7日(土)天気晴


自然会で丘陵歩きだったのですが、参加したのはOさんと散歩道の二人だけ

どこに行きましょうか?と二人で相談して

数年前にOさんが見つけたキジョランの場所へ行ってみることに


歩いた道にはきのこがいっぱい、次々ときのこが現れます


ブドウニガイグチ


イヌトウバナの群れ


ヤマホトトギス


ミドリニガイグチ



コテングタケモドキドクロ


コテングタケモドキドクロ


ヒカゲミゾソバ

去年も同じ場所で見て迷いました

葉の基部は浅い切形で先が鋭頭、側裂片の先も鋭頭

花序の花数は少なく花被は淡紅色~白色で5裂

ですからミゾソバの変種、ヒカゲミゾソバで良いと思います


オオオニテングタケ幼菌ドクロ


オオオニテングタケ成菌ドクロ

オオオニテングタケは30cmほどにもなる大きなきのこですが

これは15cmほどでした


ドクツルタケドクロドクロ


タマゴタケ

今年初のタマゴタケ、綺麗な状態でした


ノウタケ


などを見ながら1時間ほどでキジョランの場所に到着

もう何年も前に見ただけというのに迷わずに来られました

キジョランはどうなっていたかというと


周りの4本の木に絡みついて20~30mほど伸びてました

今頃が花期と思われますが、上過ぎて確認できず

円い食痕はいくつか見えました

これだけ生長していれば花も実も付けることと思います

狭山丘陵でキジョランが見つかったのは今のところ3カ所

高尾山にはどこにでもふつうに生えているキジョランですが

狭山丘陵では珍しい種です

最近見つかった株はまだ小さかったですが

2カ所には大きな株があると分かり

狭山丘陵産のアサギマダラもいるに違いないと確信しました


ヤマハギ



クサギ

1つだけ青い実がなってました


などを見て猿久保まで戻って来ました

午後からは生き物倶楽部観察会があるのでここでOさんとお別れし

駐車場まで戻りました


ミヤマツチトリモチ

季節
09 /08 2019

この記事は先日アメーバブログに載せたものです

ミヤマツチトリモチを見たのは奥多摩の山で狭山丘陵ではありません

珍しい植物なのでこちらのブログにも載せておきます

ご覧いただければ幸いです


9月1日(日)天気曇

 

名前も初めてのミヤマツチトリモチ

東京都の山にも生えているというので行ってみました

 

登山口から登ること1時間ほどで標高1400m付近まできました

この山もシカやイノシシ、クマが出没し被害を受けています

落葉樹の林床にはレンゲショウマ、フシグロセンノウ、ヤマホトトギス、~~などが

生えていたのですが、今はすっかり見られなくなってしまいました

 

一部シカ避けのネットが張られている所があり、そこには下草が見えてます

 

いよいよミヤマツチトリモチ探しです

 

ミヤマツチトリモチ

ツチトリモチ科ツチトリモチ属の多年草

標高500m~1600mの落葉樹林に生育し

カエデやイヌシデなどに寄生する寄生植物です

寄生の仕方がほかの寄生種と違い、自分の根茎の中に宿主の根を取り込み

生長し球状に肥大するというのです

 

このコブがミヤマツチトリモチの根茎です

大きさは5cmほどで古いものらしくコケが生えてました

寄生木コブが肥大するにつれて花茎の発生が少なくなり、コブだけが残るそうです

 

またコブが見つかりました

コブには細い根が放射状に伸びてます

まだ新しそうです

養分を吸収して根茎は肥大を続け外皮が破れ花茎が伸び出すので

この近くに花茎があるはずです

 

コブから30cmほど離れた所に4本出てました!

 

これがミヤマツチトリモチの花です

 

花と言ってもきのこのように見えます

 

少し離れた所にもミヤマツチトリモチの花が出てました

 

花穂は長楕円形で橙赤色

小さな粒のような雌花

日本では雌花をつける雌株しか見つかっていないそうです

 

伸び出した株

赤い花茎についているのが鱗片葉

 

 


分布は局限され東京では西多摩の山地のみ

全国的にも稀で環境省のVU(絶滅危惧Ⅱ類)の希少種です


植物とも思えないこんな植物があるとは!

見れば見るほど不思議な植物でした


9月3日の丘陵歩きで

丘陵散歩
09 /07 2019

9月3日(火)天気曇


ぽつぽつ小雨が降り出して、

でもこれ以上は降らないだろうと狭山丘陵散策にでかけました

9月3日の散策で見られたものを順に載せます


センニンソウ

ササに埋もれるように咲いてました


その手前に咲いていたのがツリガネニンジン

ツルに巻かれながらもたくましく咲いているツリガネニンジン


タラノキ

果実が黒く熟し、円くつながって見える様子が可愛らしい


ムラサキヤマドリタケ


ノハラアザミで吸蜜中のキタキチョウ



ネコハギ

花付きの良いネコハギ

毛深いところも可愛いです


ヌスビトハギ

花は綺麗ですが、実になったら大変なことになりますね

ここは歩けません


ヤマハギ


ヤマドリタケモドキ


ウスキテングタケ💀💀


宮野入でも減ってしまったので心配してましたが

ここにはたくさんのワレモコウがありました

ワレモコウの花の咲き方について面白い記事を見つけました

ワレモコウはポリネーターをトンボ(アキアカネ)に選んだのではないか

というものです

その根拠として

1、花色が地味 2、トンボが止まりやすい形態 3、雄性先熟の花

をあげてます


ワレモコウは上から咲き下の方へ咲き進む有限花序
花穂の途中が白っぽい輪になっていて

白い輪の下は蕾、白い輪より上が雌花期の花

白い輪の所が黄色い花粉を出している雄性期の花

 ワレモコウは雄花から雌花へ変わる雄性先熟の花です


 トンボ(アキアカネ)は花穂の上に止まって

咲き始めの雄花で花粉をつけて

その後、咲き進んだ雌花に止まれば

花粉を届けることができるというわけです

ワレモコウは丘陵にも咲きますが、高原でよく見られます

夏の間、アキアカネは高原で過ごし秋になると里へ戻って来ます

ワレモコウとアキアカネはやっぱり深い関係がありそうです



コウヤワラビ

胞子葉がかたまって生えてました


ツルマメ

花は綺麗ですが、これに巻き付かれると除去するのが大変です


ナンバンギセル

先日は蕾だったナンバンギセル

この日見たら咲いてました


綺麗な色の花です


別のススキの株に寄生しているナンバンギセル

果実も見えますが多くは蕾でした

まだまだこれからです

緑の散歩道

野山北六道山公園のボランティアをしながら狭山丘陵の自然を楽しんでいます。